その時々

その時々で違うんです。特に決まっていないんです。

だらけるのは簡単

土日と妻の在所に行ってきました。
周りが海ですので、海水浴場まで歩いて直ぐですので、3回ほど泳ぎに行ってきました。
そこで気付いたんですが、泳いでいると息が苦しくなってきます。
でも息をしないと泳げなくなります。
手や足を動かさないと進んでいきません。
でも手や足を動かしつづけないと泳げなくなります。

人間は陸の上で生活する生き物ですから普段の生活ではここまで実感しませんが、生きていくことって、常に泳いでいるときのように苦しかったり大変だったりするものなのかなと思いました。
自分が生きようという意志が今では無意識のうちに働いていますが、実際には泳いでいる時のように息を吸おうとして吸わなければならない、身体を動かそうとしなければならない。
本来困難な行為なのではないかと。

それでもなんでこんな大変な思いをしてまで泳がなくてはいけないんだと思うとそれは死にたくないからなんですよね。
そこは大前提であって曲げられないところです。
その大前提の元に人間はあれこれ考えます。
楽をしたいと。
身体を動かしたり、しなければ楽なんですけど、
大前提があるから最低限動かさないといけないわけです。
死なないためにそれはもう面倒な行動をしないといけないんです。
ご飯を食べたり働いたりと。

それでも本来楽をしたいと思ってるんです。
どうやったら楽が出来るかという心ばかり引力が働き、怠けさせようとする。
怠けると楽だよと引力が働くけれども、前に進むためには怠けてばかりいられない。

怠けたい気持ちと死にたくない気持ちが双方戦っている。

やがては死んでしまうんですけれども。
打ち勝っている間は、怠けないようにすることで命をつないでいます。

こんなところまで気付きましたが、この先にもう少し重要なキーワードが待っていそうです。