その時々

その時々で違うんです。特に決まっていないんです。

Ubuntu10.10 NetbookEditionインストール

HP mini1000にUbuntu10.10のNetbookEditionをインストールしたのでインストールメモです。

アップグレード失敗

Ubuntu10.10が出たことを知り早速アップグレードしようと思ったのですが、
なんとアップグレード中にディスクの空き容量がなくなり、動かなくなってしまいました。
しょうがないので電源を切ったのですが、GNOMEが正常に起動しなくなりました。

すんなりいくと思っていただけにデータのバックアップなんて取っていません。

しょんぼりしていたところに、そういえば以前Debianリファレンスを読んでいたときに
コンソールに切り替えられるのがあったなと思いだしました。

GNOMEが正常にインストールされていませんというようなメッセージが表示されている画面で
[Ctrl]+[Alt]+[F2]を押したらコンソールに切り替わりました。
これはラッキーとデータの抜き取りをすることにしました。

データの抜き取り

HP mini1000についていたおまけの8GBのUSBメモリかなんかがあるので、そちらにデータの退避です。

$ su -
# export LANG=C
# mkdir /media/usb
# mount /dev/sdb1 /media/usb
# cd /media/usb
# mkdir backup
# cd backup
# cp -rp /home/@@@@ .

cpだけだとどうやら上手くコピー出来ないところがあるみたいなので、tarで吸い上げることにしました。

# tar cvzf @@@@.tar.gz /home/@@@@

これで心置きなくクリーンインストール出来ます。

Ubuntu10.10クリーンインストール

もちろんHP mini1000は起動できない状態ですし、CDドライブとか持ってませんので
他のデスクトップPCから次の作業は行なっています。

http://www.ubuntu.com/testing/download
ここのページからミラーサイトに飛びますので、その中のUbuntu Releasesにある
Ubuntu 10.10 (Maverick Meerkat) をクリックします。
Netbook liveCDのところの
PC (Intel x86) netbook live CDというリンクからisoイメージファイルをダウンロードしました。

続いてCDかDVDに焼いてlive CDを作成します。

デスクトップPCをシャットダウンし、live CDを入れて起動します。

USBメモリからHP mini 1000にインストールしたいわけです。
そのためlive CDから起動しStartupDiskを作りました。

左のメニューにある三角定規とはさみのアイコン(アプリケーション)アイコンを開きます。
その中からStartupDiskとかいうアイコンをクリックして作成します。


あとは作成したUSBメモリを使ってインストールするだけです。
一応、有線LANに接続した状態でインストールしました。

無線LANの設定

HP mini1000の無線LANは毎度のことながらプロプライエタリなドライバが必要なため
有線LANを先につないでおきます。
今回は上側にあるメニューバーにLANカードのようなアイコンが現われたので、クリックすると
ドライバを選択するよう聞いてきたので、 STA無線LANドライバのほうを選択して有効にしました。

親指シフトの設定

ibus親指シフトの設定をしようと思うのですが、なかなか設定画面が開きません。
どこにあるかと探していたところ上側にあるメニューバーのキーボードのようなアイコンをクリックし設定を開きます。

その中に[言語パネルの表示]があるので、常に表示するを選択します。
続いて半角/全角キーを押すと言語パネルが表示されるので[Anthyの設定]ボタンをクリックします。
入力タイプを親指シフトにしたら親指シフトで入力できるようになります。

aptitudeのインストール

Ubuntu10.10ではソフトウェアセンターが使いやすくなったとのことですが、私はパッケージのインストールには
aptitudeを使いますので、aptitudeを最初にインストールしました。

$ sudo apt-get install aptitutde

EvolutionでGmailの設定

EvolutionのGmailの設定はとても簡単です。
左メニューからMAILのアイコンを開き[編集]-[設定]を開きます。
[追加]ボタンをクリックすると表示名とEメールアドレスとGmailのパスワードを入力するだけで設定完了です。

emacs23のインストール

端末から

$ sudo aptitude install emacs23

ddskkのインストール

$ sudo aptitude install ddskk
$ sudo aptitude install skkdic

~/.skkに次の内容を記述

(setq skk-use-kana-keyboard t)
(setq skk-kanagaki-keyboard-type 'nicola-jis)

これでddskkで親指シフトが使えます。

emacs-w3mのインストール

まずはcvsとautoconfをインストールしておきます。

$ sudo aptitude install cvs
$ sudo aptitude install autoconf

続いて本家より安定版emacs-w3m-1.4.4.tar.gzをダウンロード
http://emacs-w3m.namazu.org/index-ja.html#install

展開

$ tar xvzf emacs-w3m-1.4.4.tar.gz

続いてCVS版をダウンロード

$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.namazu.org:/storage/cvsroot login
CVS password:
# パスワードは設定されていません.単に Enter/Return キーを押して下さい.
$ cvs -d :pserver:anonymous@cvs.namazu.org:/storage/cvsroot co emacs-w3m


$ tar zxf emacs-w3m-1.4.4.tar.gz
$ cp -r emacs-w3m-1.4.4 emacs-w3m-cvs
$ cp emacs-w3m/* emacs-w3m-cvs
$ cd emacs-w3m-cvs

emacs23のインストール先を調べる

$ which emacs23

/usr/bin/emacs23だったので

$ ./configure --with-emacs=/usr/bin/emacs23

とconfigureをする

$ make

$ sudo make install


.emacsに次の内容を追加

(add-to-list 'load-path "/usr/share/emacs/site-lisp/w3m/")
(require 'w3m-load)

nkfのインストール

$ aptitude install nkf

curlのインストール

$ aptitude install curl

とりあえず設定したのはこんな感じです。
だいぶ簡単になってきました。