その時々

その時々で違うんです。特に決まっていないんです。

初心者脱皮への道16

クオリファイアー

またまた横文字ですが、クオリファイアーってなんでしょう?
英語で書くと(qualifier)です。
資格、制限などという意味だと思います。(英語に弱いもので・・・)
ここでは、制限という意味で使います。

仕掛けにおいて、忘れ去られているというより、知らない人が多いかもしれない
とっても重要な要素があるのです。
それは、仕掛けてはいけないところというものです。
要するに仕掛けのクオリファイアーです。

仕掛けにおいては心理的にも積極的になりがちですが、
クオリファイアーについては、あまり面白くないのと
仕掛けのチャンスが著しく減るので感情的にも重要視されない傾向になってしまいがちですが、
これこそが本当に重要なことだと思います。

仕掛けていい位置というのは、本当は少ないのであり、
それは、クオリファイアーによって的を絞られるからなのです。
精度を上げるか、乱射するか、コストの面でも変わってきます。

仕掛けようと思った位置が果たしてそれでいいのか?
一度よく考えて見てください。
クオリファイアーを導入しなければ、精度のよい仕掛けはできません。
そのクオリファイアーは、自分で探してください。
テクニカルなものでも、パターンでも、需給の面でもなんでもクオリファイアーとして導入することができます。

例えば、 オシレーターの弱点は、なんだか知っていますか?
それはトレンドです。
オシレーターが、買いゾーンにいたとしても、ずっと買いゾーンにいたとしたらどうなりますか?
株価はどんどん下がりつづけるのです。
そして トレンドが形成されるのです。

そこで仕掛けたばっかりに、 大きな損失となるかもしれません。
損切りをしてしまえばいいと思うかもしれませんが、
たとえば、買いゾーンに入った日の真の高値を陽線をつけて抜けたら仕掛けるという
クオリファイアーを導入するだけで、余分な仕掛けを省くことができます。
底では買えないかもしれませんが、リスクの低い仕掛け位置で仕掛けることができるのです。

他にも色々、考えられますがそれは自分でお考え下さい。