お金って何?
マネープランについて考える前に、そもそもお金って何だろう?という疑問にぶち当たりました。
いつもこういう基本的なところといいますか、根本的な部分が気になってしまう人なのです。
マルクスはお金とは物の価値という尺度と考えました。
労働時間によって変わってくるのだと、
近代経済学では変わって、効用(財やサービスが消費者の欲望を満足させる度合)だと言っています。
なんとなくこんなところだろうと自分で考えても納得しました。
付け加えるなら、お金とは道具であるということです。
お金とは、欲を満たすため道具なんです。
のこぎりやかなづちの仲間です。
なんら特別なものではなく、道具なんです。
なので使い方にも上達というものもあるんではないかと思います。
欲を満たすためにお金という道具を使います。
そうするとお金を消費します。
ということは私たちは欲を満たすために働いているんですね。
こう考えるといろいろと結びついてきます。
お金を増やすにはどうすればいいか。
誰かの欲を満たしてあげればいいんです。
お金を減らさないためにはどうすればいいか。
欲を満たさなければいいんです。
ここでひとつの結論を出しておきます。
究極の満足は欲を出さないこと。すなわち執着を捨てることです。
とことん節約して、誰かの欲を満たす人ほど、お金という道具が増えていくんですね。
でもここで混乱します。
欲が出ないんだったら、お金なんてあってもしょうがないじゃん。
ということです。
といいましても、なかなかそうも言ってられません。
出家しているならまだしも、在家の身ですから、なんだかんだ言ってもある程度のお金は必要です。
そこで上手なお金という道具の使い方が必要となってくるわけです。