その時々

その時々で違うんです。特に決まっていないんです。

心技体

なんのことだかはっきりとは分かりませんが、心技体という言葉が頭から離れません。

人間が生きていられる時間なんて限られてます。
1日6時間程度寝るとして、8時間働いたら、残り10時間です。
その10時間でさえも、生きるために必要な雑事に追われて過ぎていってしまいます。
だから、何かをやろうとしても、あれもこれも出来ないんですよね。

ひとつのことに集中して継続した人は、その”こと”を手にすることが出来るかもしれません。
でもふたつのことをやろうとしたら、その可能性が半分になります。
3つのことだったら3分の1。
あまりにも多くのことをやろうとしたら、結局どれも中途半端で終わってしまうんです。


ですが、生きているうちに色々なことを経験したいと、手を出してしまうんです。

欲がありますから。


鍛錬を積めば成長するのが人間です。

対象によって違いますが、時間をかければかけるほど成長します。

限られた時間の中で、どこにどれだけ時間をつかったか。

これが人それぞれの個人差となるのではないでしょうか。


ある人は学者になってノーベル賞をとったり、ある人はオリンピックで金メダルを取ったり、

はたまた会社を起こして金持ちになったり、それだけ鍛錬を積んだということです。

でも、たいていの人はそんな俗世間で注目されるような人物にはならないのですが・・・

鍛錬はつらいのでそこまで出来ないんです。


それでも鍛錬を積む対象を絞ったほうが、成長する度合いが高まるのですから

絞るにこしたことはないのです。


とりあえずどれか定まらない場合は、

心技体という言葉がありますので、それを参考にしたらいいんじゃないでしょうか。

実際の意味とは違うかもしれませんが、

心と身体と能力のこの3つに大きく分類出来るんです。鍛錬できるのは。


心を鍛錬するのは、これ。

身体を鍛錬するのは、これ。

能力を鍛錬するのは、これ。

と、この”これ”の部分に何か1つ持ってこればいいんです。


そうすればバランスよく成長することができ、

先ほどの俗世間で注目される人物というところまではいかずとも、

成長しやすくなるはずです。