その時々

その時々で違うんです。特に決まっていないんです。

夫が家事をやるということ

自分ではそう思っているだけかもしれませんが、積極的に家事をするようにしています。
食器洗いや洗濯物を畳んだり、風呂掃除など。
最初は、面倒くさがりながらも言われてやっていたのですが、
だんだんと、妻のために手伝おうという意識が生まれて来ました。
でも、最近では自分のためにやるようになりました。

相手のために何かをやるという意識自体は、良さそうに見えても実際には少し
傲慢な気持ちが含まれていたのです。
知らないうちに何かをやったとき相手に見てもらいたい、感謝してもらいたい、
認めてもらいたいといった見返りを求めてしまっているんです。
ですので、相手からその見返りがないときにイライラしてしまうんです。
そうすると結局、良い行為よりも悪い好意となってしまうわけです。

正法眼蔵入門を読んだときに書いてあったのですが、
「掃除や洗濯、炊事なども読経や坐禅と同じように、重要な修行の一つである」
ということです。
言ってみれば、自分の徳となるのです。
自分にとっていいことなのです。

ですので、家事をやるということは自分のためにやるものなのです。

それならば、イライラもしませんし、良い行為のまま終わるのです。