1円玉10円玉電池
【やって覚える電子回路 第4回】
「1円玉10円玉,電池」
1円玉と10円玉で電池が作れるってことを知ったときには感動しました。
というわけで実験です。
用意したのは10円玉と1円玉とティッシュの切れ端です。
10円玉と1円玉の間に濡れたティッシュをはさみます。
完成です!
え!?たったこれだけ?と思うかもしれませんが、これだけです。
さっそくテスターで測ってみます。
10円玉がプラスで1円玉がマイナスです。
2.5Vレンジで測ったので0.3Vほど電圧があることがわかります。
ほんとに電池が出来ちゃいました。
さらにティッシュをお酢で濡らすともっと電圧があがります。
0.4Vまであがりました!
普通の乾電池は1.5Vだから、直列につないだらすごいことに・・・・?
というわけでつないでみました。
・・・
10Vレンジで測定すると、なんと3.2Vもあるじゃないですか!!
テスターで測るだけだと面白くないので豆電球を点灯させることにしました。
ところが豆電球はつかないのです。
乾電池だと1.5Vしかないのにつくんです。
う〜ん、なんででしょ?
豆電球の袋には、2.5V 0.5Aと書いてあります。
3.2Vもあるならつくはずなんですが・・・
もしかして電流?
電流を測定してみると
1mAしかありません。
0.5Aなんてとても無理です。
並列につないでみよう、
だんだん大掛かりになってきました・・・
といっても到底0.5Aになんてなるはずがありません。
乾電池となにが違うのか考えたところ抵抗が関係してるんじゃないかと思ったのです。
抵抗を測ってみると60Ωもありました。
乾電池は0?でした。
ということは例えば3Vだとして、3÷60=0.05で50mAです。
0.5Aの10分の1です。
乾電池とは全然違いますね。
といっても何か動かしてみたいものです。
そういえばLEDなら20mA程度で点灯出来たはず・・・
ということで試してみました。
緑
青
赤と点灯しました!!
電流って重要なんですね。